読書を趣味にしたいけれど、なかなか継続できない……
そう思っている人は多いのではないでしょうか?
私もその1人でした。
しかし、読書を習慣化する方法は実はとてもカンタン。
3日坊主の私でも、読書を全力で楽しむ方向へシフトしたことで、無理なく月10冊程度は読了できるようになりました。
そこで今回は、読書が続かない原因や楽しく続けるためのコツ、もっと充実した読書時間を過ごすためのおすすめグッズなどをご紹介。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
そもそも読書を続けたい理由は?
本記事を読んでいる人は、きっと読書を習慣化したいと思っていることと思います。
読書を習慣にするためには、「なぜ自分は読書を続けたいのか?」という目的意識を明確にしておくことが大切です。
ただ漠然と読書をしたいと思っている場合よりも、目的がはっきりしている場合の方が継続はしやすいでしょう。
実際に、私自身も読書が継続できないと悩んでいた時期がありましたが、一度なぜ読書したいのかを自分自身に問い直してみたことで、読書を習慣化しやすくなりました。
その際に挙げられた理由は以下のとおりです。
- 教養を身につけたいから
- 1人でできる趣味を作りたいから
- 語彙力や文章力を身につけたいから
- ストレス発散したいから
- 視野を広げたいから
- 想像力を磨きたいから
さらにここから、「なぜ教養を身に付けたいのか?」と深掘りしていくと、自分が読書を通じて何を得たいのかがわかってきます。
また、1冊ごとに「この本を読んだあとの自分はどうなっていたいのか」を考えるのも効果的です。目標を紙に書き込んで、しおりがわりに使うと常に目標を意識できますよ。
読書が続かない原因
目的意識がはっきりしたら、次に読書が継続できない原因を考えてみましょう。
よくある原因は以下のとおりです。
- 興味関心に合わない本を読んでいる
- 「1日2時間読書をする」などハードルの高い目標を設定している
- 読書時間はまとめて確保しなくてはならないと思っている
- 集中が削がれやすい環境で読書している
- 本の内容を一言一句すべて理解しようとしている
それぞれ解説していきます。
興味関心に合わない本を読んでいる
私もよく失敗していたのですが、「世間で話題になっているから」「名著は目を通しておかないといけないから」という理由で本を選んでしまうと長続きしにくいです。
興味がない本にはどうしても集中できませんし、何より読書が楽しくありません。
読書を習慣化させたいと思っている人は、まず自分が興味のあるジャンルの本、自分の読解力のレベルに見合った本から始めるようにしましょう。
読書を全力で楽しもうという姿勢が大切ですよ!
ハードルの高い目標を設定している
「よし、本を読んで教養を身につけるぞ!」などと意気込んでいるときには、難易度の高い目標を設定しがち。
例えば、日中8時間働いている人にとっては「毎日2時間読む」のような目標はかなり難しいですよね。
目標は「え、こんなに簡単でいいの?」と思うくらい簡単に設定したほうがベターです。
社会人にとっては1日5分、いえ1日1行でも読書できたら花丸だと思いましょう!
とことん低く目標設定しておけば、「5分なら…」「1行なら…」と取り組みやすくなりますよ。
読書時間はまとめて確保しなくてはならないと思っている
読書のために、まとまった時間を確保する必要は全くありません!
読書はスキマ時間を活用すれば、ぐんと難易度が下がりますよ。
特におすすめなのは、通勤・通学時間。
普段ならスマホをいじってしまうところをグッと堪えて、本を開いてみる。
毎日確実にあるスキマ時間なので、読書が習慣になりやすいですよ。
集中が削がれやすい環境で読書している
私もよくやってしまうのは、いざ読書をしようというタイミングでスマホをみてしまうこと。
ついついSNSを眺めてしまい、ずるずると時間だけがすぎてゆく……
そうならないためにも、読書に集中したいときにはスマホは目に入らないところにおきましょう!
テレビがついていたり、家族のおしゃべりが聞こえたりするリビングは避け、極力一人きりになれる空間に。
本と1対1になれる環境を整えることで、読書に没頭できるようになりますよ。
本の内容を一言一句すべて理解しようとしている
本の内容は、一言一句理解しなくてはいけないと思っている人は多いです。
かつての私もそうでした。
しかし、読書はもっと肩の力を抜いて楽しんでいいのだと思うと、一気に読書が楽しくなり、継続できるようになります。
目次を見て、興味のあるところだけ読むのもOK。
ちょっと難しいな、と思ったらどんどん飛ばしてしまいましょう!
読書を楽しく続けるためのコツ
読書は楽しむもの。
人間は、苦しいと感じるものは続けられませんよね。
そこで、月に約10冊もの本を読む私が実践している、読書を全力で楽しむためのコツをご紹介します。
読書のお供にこだわる
本を読むときには、いつも美味しいドリンクやおやつを用意して、読書タイムを癒しの時間に変えてしまうようにしています。
ドリップコーヒーや紅茶、ハーブティーなどドリンクのバリエーションを用意しておくと、新鮮な気持ちで本と向き合うことができますよ。
読書記録をつける
読書の質は読んだ本の冊数では決まらないと思っていますが、それでも自分が何冊読了したのか記録しておくと、達成感を感じられます。
手書きで読書ノートをつけることもありますが、最近はSNSで本の感想をアウトプット。
読書仲間もできてきて、読書がより楽しくなってきています!
読書ノートの書き方については、こちらの記事を参考にしてみてください。
また、読了本や読みたい本の記録を行える便利なアプリも存在していますので、ぜひ利用してみてください。
なお、2大読書記録アプリである読書メーターとブクログ、どちらがいいのかについては以下の記事に詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。
集中力が切れた・難しいと感じたら次の本へ移る
私は飽きっぽい性格なので、1冊を集中して読みきるのではなく、複数の本を併読して飽きたら別の本を読むようにしています。
気の向くままに本を読んでいるので、ストレスがほぼありません!
「難しくてよくわからないけれど、読み始めたからには読み切らなきゃ…」というプレッシャーからも解放されました。
あくまで、読書は楽しむものだと思っているので、読書時間が苦痛に変わってしまったら元も子もありませんよね。
読書がもっと楽しくなるおすすめグッズ
読書時間をもっと楽しむために、おすすめのグッズもご紹介します。
読書は本さえあればできますが、もっと環境を整えたい人はぜひ取り入れてみてくださいね♪
ブックカバー
特に電車やカフェ等で本を読みたいと思っている人には、ブックカバーがおすすめ。
(人にどんな本を読んでいるかみられるのはちょっと恥ずかしいですもんね…)
おしゃれなデザインのブックカバーがたくさん販売されているので、自分好みのものをぜひ見つけてくださいね。
しおり
途中まで読んだ本に挟んでおくしおりも、かわいいデザインのものがたくさんありますよ。
どの行まで読んだのかが分かりやすい、ブックダーツもおすすめです。
ブックスタンド(書見台)
ずっと本を手に持っていると疲れてきてしまいますが、ブックスタンドがあれば手に負担をかけることなく読書が楽しめます。
読書灯
やさしい灯りがあれば、読書の時間が一気にリラックスタイムに。
香りグッズ
アロマキャンドルなどの香りグッズがあれば、読書タイムがもっと心地よいじぶん時間になります。
読書ノート
手書きで読書ノートを作成すれば、記憶にも残りやすく達成感もアップします。
楽しく継続して、ステキな読書ライフを送ろう♪
読書は、人生を豊かにしてくれる最高の娯楽。
学びを深めたり、物語の世界に浸ったり、読書を継続することで人間的に成長できることは間違いありません。
ぜひ、今回ご紹介した継続のためのコツを実践して、あなたも読書の沼にハマってみませんか?