身近な女性がうつ病になった。
プレゼントを贈りたいけれど、何がいいだろう?
とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、うつ病女性である筆者がもらってうれしいプレゼントを厳選。
プレゼント選びの際の注意点も記載しているので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
うつ病の重さによって、もらってうれしいプレゼントは違う
うつ病の女性にプレゼントを贈る前に、まずはお相手の病状を確認しておくことが大切です。
起き上がることもままならないほど症状が重いのに、温泉旅行をプレゼントしたとしても行けないですよね。
そもそもプレゼントすることが、お相手のプレッシャーになってしまう可能性もあります。
(「気をつかわせてしまって申し訳ない」「早く治さなくては」など)
プレゼントを考える際には、お相手の立場になってみることを忘れないでくださいね。
うつ病女性におすすめのプレゼント8選
それでは、具体的にどんなプレゼントをもらったらうれしいのかご紹介していきます。
うつ病女性である筆者が、当事者の視点で厳選しました。
ぜひ参考にしてみてください。
手紙
うつ病の女性として考えたときに、いちばん力になるのはやはり「手紙」です。
モノをプレゼントされるよりはプレッシャーが少なく、気持ちがダイレクトに届きます。
ただし、内容には注意が必要。
叱咤激励したり、一般論を押し付けたりしてしまうとお相手をさらに苦しめてしまいかねません。
「がんばらなくていいんだよ」
「あなたの心と体がいちばん大切だからね」
といった、お相手をほっとさせてあげられるような内容の手紙にしましょう。
どんな内容を書くべきか迷ったときは、以下のサイトが参考になりますよ。
参考:うつ病になった人への声かけ・接し方は?安心できる言葉や連絡方法、NGワードを紹介します – コモレビ
ロールオンアロマ
よい香りのするロールオンアロマは、気分をリフレッシュさせるのに最適。
サッと取り出して塗るだけ、という手軽さもうれしいです。
枕元に置いておけば、起き上がるのが億劫なときでもすぐに使えます。
アロマオイルは副交感神経を優位にさせる働きも持つので、自律神経を整える効果も期待できますよ。
私が実際に使ってみて、おすすめしたいロールオンアロマはコチラです。
アイマッサージャー
うつ病でしんどいときは、横になってスマホをいじるのが精一杯という人も多いです。
実際に私がそうで、起き上がる気力はないけれど考えごとはしたくないからスマホに逃げるという感じ。
長時間スマホを触っていると、どうしても目が疲れますよね。
そこでプレゼントとしておすすめなのが、アイマッサージャー。
目元をじんわりあたためてほぐしてくれるので、リラックス効果は抜群です。
お茶
続いておすすめしたいのは、紅茶や緑茶などのお茶類。
ノンカフェインであれば量も気にせず飲めて、眠る前のティータイムにも最適です。
手軽に用意できるティーバッグタイプのものがおすすめですよ。
ただし、ハーブティーなどは服用中との薬の飲み合わせがよくない場合もあるため注意が必要です。
私が実際に飲んでいるのは、コチラの紅茶。
花とフルーツの甘い香りが気分を和らげてくれます。
イラスト多めのエッセイ本
次におすすめなのは、かわいい挿絵がたっぷりと使われたエッセイ本です。
「うつ病になると本が読めなくなる」とはよく言われますが、私の場合、韓国エッセイなどのかわいいイラストののったやさしいエッセイ本にはとても癒されました。
ほっと落ち着くような言葉が綴られたエッセイ本であれば、きっと力になるはずです。
私が特におすすめしたいのは、「私は私のままで生きることにした」です。
おすすめの韓国エッセイ本を紹介したコチラの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
ルームウェア
家で過ごす時間が長いうつ病女性にとって、着心地のいいルームウェアは必須。
身だしなみに労力をかけられない人も多いので、一枚上質なものがあれば気分も上がるのではないかと思います。
私がおすすめするルームウェアはコチラ。
ぬいぐるみ
大人のうつ病女性であっても意外とうれしいのがぬいぐるみ。
ぎゅっと抱きしめると、不思議なほど安心します。
インテリアとして置いておいても悪目立ちしないものがおすすめです。
私がおすすめするのはコチラ。
マグカップ
家で過ごすことの多いうつ病女性にとって、テンションの上がるかわいいデザインのマグカップは喜ばれること間違いありません。
お茶とセットにしてプレゼントしてもいいですね。
おすすめのマグカップはコチラ。
うつ病女性にプレゼントするときの注意点
うつ病女性にプレゼントする際、気をつけてほしいことは以下の2つあります。
相手のプレッシャーにならないものを選ぶ
相手の心に寄り添う
先ほども述べたように、プレゼント自体が相手のプレッシャーになってしまうことも否めません。
プレゼントするとしても、もらった相手がどう感じるかということをよく想像しておく必要があるでしょう。
ほっと一息つけるようなアイテムや、日常生活のなかで簡単に取り入れられるものが無難かと思います。
しかし、大切なのは、相手に寄り添うことです。気持ちが一人よがりにならないように、ということは気をつけてくださいね。
心やさしいあなたに、私からも「ありがとう」
この記事を読んでくださっているみなさまは、きっと大切な人がうつ病で苦しんでいることに心を痛めていることと思います。
「プレゼントをして少しでも元気になってほしい」と思ってくださっていること、当事者としてとても感謝しています。
あなたのやさしさがいい形で伝わりますように、私も願っています。
この記事が参考になったら幸いです。