「ティーバッグの紅茶は種類がたくさんありすぎてどれを選べばいいかわからない」
そんなお悩みを抱えていませんか?
今回はそんなあなたのために、紅茶好きの筆者がティーバッグタイプの紅茶を8つ全力でオススメ。
あなたにぴったりのティーバック紅茶がきっと見つかりますよ。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
ティーバッグ紅茶の選び方
ティーバック紅茶といえば、1杯分から気軽に紅茶を楽しめることが最大の魅力。
しかし紅茶はお茶の全生産量の7割を占めるほど数が多いので、どれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
そこでまずはティーバック紅茶の選び方をさまざまな観点から解説します。
あなたのライフスタイルに合わせて上手に紅茶を選べるようになりますよ♪
紅茶の種類で選ぶ
紅茶には大別すると次の3つの種類があります。
- シングルオリジン…単独の茶葉の紅茶。茶農園の名前やグレードが明記されている。茶葉本来の個性ある味を楽しみたい方にオススメ。
- ブレンドティー…異なる地域や農園の茶葉をブレンドしている紅茶。有名なのはイングリッシュブレイクファーストやダージリンブレンドなど。各産地の茶葉の良さを知り尽くしたティーブレンダーが、テーマをもってブレンドしている。
- フレーバードティー…茶葉に別のハーブやスパイスなどで香り付けをしている紅茶。有名なのはアールグレイなど。本来の紅茶の香りはそのままに、さらなる香りの相乗効果を楽しめる。
紅茶本来の香り、味を楽しみたい方はシングルオリジンか、ブレンドティーがオススメ。
華やかな香りを楽しみたい方はフレーバードティーがオススメです。
産地で選ぶ
紅茶は産地によって味や香りが異なります。
好みの産地を知っておくと、紅茶選びがしやすくなりますよ。
インド産
世界最大の紅茶生産国であるインド。
甘味・香り共に強めなのが特徴です。
特にダージリン・アッサム・ニルギリ地方が有名です。
ダージリン | アッサム | ニルギリ | |
風味 | 「紅茶のシャンパン」と称されるほど爽やかな香り | 濃厚な甘い香り | 癖のない穏やかな香り |
水色 | 赤みのオレンジ色 | 深みのある赤 | 明るいオレンジ |
適する飲み方 | ストレート | ミルクティー | アイスティー |
スリランカ産
インド、ケニアに次ぐ紅茶生産国。
花のような香りがするのが特徴です。
有名な産地はウバ・ヌワラエリア・ディンブラ。
ウバ | ヌワラエリア | ディンブラ | |
風味 | メントールのような爽やかな香り | フルーティーで繊細な香り | バラのような華やかな香り |
水色 | 明るい真紅色 | 淡いオレンジ | オレンジがかった鮮紅色 |
適する飲み方 | ストレート、ミルクティー | ストレート、ミルクティー | ストレート、ミルクティー |
中国
渋みが少なく、ほのかに甘い特徴があります。
安徽(あんき)省の「キームン」、福建(ふっけん)省の「ラプサンスーチョン」などが有名です。
「キームン」も「ラプサンスーチョン」も癖のあるスモーキーな香りが特徴的です。
ケニア
世界第2位の紅茶生産国。
穏やかなコクと渋みが特徴です。
日本
渋みが少なく優しい味わいが特徴です。
産地別の特徴を知って、あなた好みの紅茶探しに役立ててくださいね♪
飲み方で選ぶ
紅茶の飲み方は主に次の4パターンです。
- ストレート
- ミルクティー
- アイスティー
- レモンティー
そしてそれぞれに適した紅茶があります。
ストレートで飲む場合
紅茶に何も入れずに飲むストレートという飲み方。
最も紅茶本来の味や香りを楽しめます。
中でも紅茶をどんなふうに楽しみたいかによってオススメの紅茶があります。
- 紅茶の香りを楽しみたい方→ダージリン・ウバ・ディンブラ
- 紅茶のコクを味わいたい方→ダージリン、アッサム
- バランスの良い紅茶を楽しみたい方→アッサム、ディンブラ
ミルクティーで飲む場合
ミルクティーで紅茶を飲む場合は、ミルクに負けないくらい香りやコクがある茶葉がオススメです。
例えばアッサムやディンブラ、アールグレイなどがあります。
レモンティーで飲む場合
紅茶をレモンティーで楽しみたい場合、レモンに負けない強い茶葉がよいです。
また紅茶に含まれるタンニンという成分が多い茶葉を使用すると渋みが出てしまいます。
そのためタンニンの少ないニルギリ、ダージリンがオススメです。
アイスティーで飲む場合
アイスティーで紅茶を楽しむ時に注意すべきなのは、タンニンが多い茶葉だとアイスティーが濁ってしまうという点です。
そのため、アイスティーに合うのはニルギリやダージリンとされています。
しかし濁りが気にならないようであれば、自分好みの紅茶でアイスティーを楽しむのも◎です。
ティーバッグ紅茶の保存方法
いつでも美味しい紅茶を楽しむために、ティーバッグの保存方法は重要です。
まだ未開封なら、そのまま冷蔵庫へ入れるのが良いでしょう。
開封済みなら、缶などの機密性の高い保存容器に入れる必要があります。
そして直茶日光が当たらず常温の涼しい場所におくようにするとよいでしょう。
缶がない時はびんなどでも良いですが、日光が当たらないように紙で包む必要があります。
ティーバッグ紅茶の美味しい淹れ方
せっかくならティーバッグの紅茶の美味しい淹れ方も知っておきたいですよね。
正しい淹れ方をマスターすれば、いつもの紅茶が何倍も美味しく感じられますよ。
- カップにお湯を少量そそぎ、カップを温めておく。
- カップの下にタオルを敷き、カップの温度が冷めないようにする。
- カップを温めている間にティーバッグを少し揺らす。(中の茶葉がほぐれ、渋みの原因となる粉が落ちる)
- カップを温めていたお湯を捨て、新しく沸騰したお湯を注ぐ。
- すぐにティーバッグをいれ、蓋をする。(ティーバッグは降らないように注意)
- ティーバッグの角が水面に上がったら、お湯から出す。
- ティーバッグを外に出してからしずくを切る。
参考:【伝説のティーブレンダーに聞いた!】ティーバッグで10倍おいしい紅茶を飲む方法
ぜひ試してみてくださいね♪
紅茶好きがオススメするティーバッグ紅茶8選
ここからは紅茶好きの筆者が全力でオススメするティーバッグ紅茶を8つご紹介します。
全てネットで購入できるので、気になるものがあればぜひ試してみてくださいね。
オススメ① AHMAD TEA(アールグレイ)
筆者が一番にオススメしたいのは「AHMAD TEA」のアールグレイです。
紅茶の中でもアールグレイ好きの筆者。
これまでたくさんのアールグレイを飲んできましたが、今のところ「AHMAD TEA」が一番です!
「AHMAD TEA」は本場イギリスで誕生したティーサロン。
高品質なのに手が届きやすいお値段なので、普段のティータイムにぴったりです。
中でもアールグレイは「AHMAD TEA」の一番人気の紅茶。
ベルガモットの香りが上品なのにしっかり香ります。
ストレートでいただくのもいいですが、ミルクティーにするのも◎。
オススメ② ジャンナッツ(ダージリン)
続いてオススメするのは、「ジャンナッツ」のダージリン。
「ジャンナッツ」はパリで生まれた紅茶ブランドです。
ダージリンは「紅茶のシャンパン」と言われるほど爽やかな香りが特徴。
高級なものも多いですが、「ジャンナッツ」ならリーズナブルです。
ダージリンを1日に何杯も飲みたい!という方にはコスパ最強の紅茶だと思います。
オススメ③ ムレスナティー
続いては「ムレスナティー」のご紹介です。
紅茶大国スリランカのメーカー「ムレスナティー」はセイロン茶葉100%。
一番の特徴は香り豊かなフレーバードティーの種類の豊富さです。
さまざまなフルーツやスパイスを使用したフレーバードティーのキューブボックスは、種類が多すぎてどれにしようか迷ってしまいます。
筆者のおすすめは、
- 甘いキャラメルの香りの「キャラメルクリームティー」
- 白桃とバラの華やかな香りの「薔薇と桃」
です。
正直どれを選んでもハズレはないほど、全て美味しいですよ。
パッケージにはオリジナリティあふれるメッセージがついており、プレゼントにも最適です。
オススメ④ ハニーアンドサンズ(ホットシナモンスパイス)
続いては「ハニーアンドサンズ」のホットシナモンスパイスをご紹介します。
「ハニーアンドサンズ」はニューヨークで生まれた独創的なブランドです。
そんな「ハニーアンドサンズ」を代表するのが「ホットシナモンスパイス」です。
上質な紅茶をベースに、シナモン、オレンジピール、スイートクローブがブレンドされています。
一番の特徴は甘味料は全く入っていないのに甘いこと!
初めて飲んだ時は驚きました。
ミルクで煮出してチャイ風にすると、おうちにいながら本格的な味が楽しめます。
オススメ⑤ Brew Tea Co.(イングリッシュブレックファースト)
続いては「Brew Tea Co.(ブリューティーカンパニー)」のイングリッシュブレックファーストをご紹介します。
イギリスのリバプールで2012年に誕生した新進気鋭のブランドです。
そんな「Brew Tea Co.(ブリューティーカンパニー)」を代表するのがイングリッシュブレックファーストです。
ティーバッグに使用されるのはCTC製法の茶葉(細かく砕いた茶葉)を2.5g使用するのが一般的ですが、このイングリッシュブレックファーストは茶葉をそのまま3.75gも使用。
紅茶本来の味を楽しめる、シンプルを極めた一杯です。
オススメ⑥ マリアージュフレール(マルコポーロ)
続いては、紅茶好きには有名なブランド「マリアージュフレール」です。
1854年にパリで開業した老舗「マリアージュフレール」。
日本の百貨店等にも多数出店しています。
そんな「マリアージュフレール」を代表するのが「マルコポーロ」。
アジアの花や果実が優しい芳香をたたえ、これまでにない甘美な紅茶体験が楽しめます。
お値段は少しお高めですが、ぜひ一度は試して欲しい紅茶です。
オススメ⑦ ロンネフェルト(アッサム)
続いては「ロンネフェルト」のアッサムをご紹介します。
「ロンネフェルト」は1823年にドイツで創設された紅茶メーカー。
あらゆる高級ホテルでも使用されるほど、高い評価を得ています。
中でも筆者がオススメするのはミルクティーで楽しむアッサム。
ミルクに負けないコクと、「モルティーフレーバー」と呼ばれる麦芽のような甘い香りが特徴です。
また、「ロンネフェルト」でもう一つご紹介したいのが「モルゲンタウ」というフレーバーグリーンティー。
紅茶ではありませんが、中国緑茶とバラの香りという組み合わせがたまらないのでぜひ試してみてください。
オススメ⑧ クスミティー(アナスタシア)
最後にご紹介するのは「クスミティー」のアナスタシアという紅茶です。
「クスミティー」は150年以上の歴史を持つフランスのメーカー。
全ての原料を完全オーガニックにするというこだわりを持っています。
中でもアナスタシアはベルガモット・レモン・オレンジによる柑橘系の爽やかな香りが特徴で、世界中で愛されています。
ティーバッグ紅茶でカジュアルにティータイムを楽しもう♪
今回は気軽に楽しめるティーバック紅茶の選び方、オススメのティーバック紅茶をご紹介しました。
紅茶はホテルのアフタヌーンティーで楽しむだけのものではありません。
おうちでカジュアルにティーバッグ紅茶を楽しみましょう♪
今回の記事を参考にしていただけたら幸いです。