最近心が疲れ気味…。
メンタルにいい趣味を見つけたいな。
どんな趣味ならストレス発散になるんだろう?
そんな方のために、今回はメンタルにいい趣味を10個ご紹介します。
すべてうつ当事者でもある筆者が実際に試してみて、いいリフレッシュになったものばかりですよ。
きっとあなたにぴったりの趣味が見つかるはずです。
メンタルにいい趣味10選。実際にやってみた感想つき
それではうつ当事者である筆者が実際にやってみて、癒された&ストレス解消に繋がったと感じる趣味を10個ご紹介します。
どれか1つでもあなたの心に刺さるものが見つかれば幸いです。
読書
私が最もおすすめしたいのは読書。
読書を趣味にすることで、メンタルにとって以下のような良い影響がありました。
実際に、たった6分の読書をすることでストレスの68%が低減できるという有名な研究結果もあります。
(参考:たった6分でストレスを68%も削減する…音楽鑑賞、散歩、コーヒー、ゲームよりも効果的なストレス解消法 イェール大学の調査で明らかになった「健康習慣」 (2ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン))
しかし、読書に親しみがない人や精神疾患のために本が読めなくなったという人も多いかと思います。
私の場合もそうで、うつが重いときは文字の上を目が滑るだけという感じでした。
しかし、そういうときは挿絵のたっぷり入った癒されるエッセイ本や児童向けの本などを読むようにしていました。
少し眺めるだけでもリラックス効果がありますよ。
おすすめの本についても知りたい人は、ぜひコチラの記事も参考にしてみてください。
ジャーナリング
続いておすすめしたいのは、「書く瞑想」とも言われるジャーナリング。
私はもう数年にわたってジャーナリングを継続していますが、今となってはもう欠かせない習慣です。
やり方は簡単で、時間を設定してから心に浮かんだことをそのまま書き出していくだけ。
何も書くことがなくても「何も思い浮かばない」と書くなどして、手を止めないようにすることがポイントです。
ジャーナリングをしてよかったことは以下のとおり。
ぐちゃぐちゃだった頭の中が整理されてスッキリするので、メンタルに不調を感じたらまず試してほしい趣味です。
もっと詳しくジャーナリングについて知りたい人はコチラの記事も参考にしてみてください。
散歩
メンタルにいい趣味として有名な散歩。
私も実際にやってみて以下のような効果を実感しました。
精神科医の樺沢紫苑さんによれば、朝30分の散歩をすることで幸せホルモンであるセロトニンが活性化するといいます。
(参考:最強のモーニングルーティンは「1日30分の朝散歩」である メンタルにも体にもいいことづくめ (3ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
「朝日が気持ちいいなあ」「しあわせだなあ」とつぶやきながら、1歩1歩を噛み締めるようにして歩くとマインドフルネス効果もあるように感じました。
外出が難しいほど弱っているときは、おうちの中で日向ぼっこをするだけでもセロトニンは生成されます。
ぜひ試してみてくださいね。
編み物
次におすすめしたいのは、編み物。
編み物は欧米でセラピー効果が注目されており、「自然の抗うつ薬」と呼ばれるほどなのです。
実際にやってみたところ、以下のような効果を感じました。
編み物初心者なので、うまくできないとかえってイライラしてしまうのではないかと危惧していましたが、実際はすごくリラックスできました。
編み物をしているときの脳の状態は、瞑想しているときと似ていると言われています。
幸せホルモンであるセロトニンが活性化し、ストレスホルモンも減少するとか。
(参考:ニットセラピーってなに? 編み物のもたらす効果について | 諒設計(りょう)アーキテクトラーニングhttps://www.designlearn.co.jp/amimono/amimono-article10/#index3)
今では100均ショップなどで簡単に毛糸や編み針を揃えることができますし、YouTubeにはたくさんの参考動画があるので、気軽にチャレンジできるところも魅力です。
掃除
掃除もまた、メンタルにいい趣味としておすすめできます。
「やらなきゃいけないこと」のひとつでもあるので、億劫に感じる人もいるかもしれません。
しかし、趣味にしてしまうと案外楽しいんですよ!
掃除を趣味にすることで得られる、メンタルへのプラス効果は
などが挙げられます。
実際に、拭き掃除などの反復動作は幸せホルモンであるセロトニンを活性化すると言われているんですよ。
(参考:掃除でメンタル改善できる!その理由やメンタル改善に役立つ掃除方法も紹介 | ストレージ王メディアサイト)
筆者は気分がモヤモヤしてすぐれないときは、普段なかなかできない水回りの掃除などをするようにしています。
自然に触れる
自然に触れることもメンタルにはいい影響があると言われています。
ピクニックやハイキング、ベランダで花を育てるなど、少しでも自然との接点を持てるようになると、気分は一気に晴れやかになりますよ。
実際に、私はベランダに花壇を作ってみました。
毎日水やりなどで花に触れるようになったことで、以下のような変化を感じられるようになりました。
特に都会ぐらしをしている人は、普段なかなか自然と触れ合う機会ってありませんよね。
しかし、少しでも緑に触れることができると驚くほど気分がよくなります。
また、うつ病になるとどうしてもスマホをいじる時間が増えてしまうものです。
デジタルデトックスをして脳と心を休めるためにも、自然の中に身を置くことは大切だなと実感しました。
絵を描く
続いておすすめするのは「絵を描く」です。
クリエイティブな活動を45分程度おこなうと、ストレスが大幅に減少するという研究結果もあります。
(参考:ドレキセル大学ギリジャ・カイマル准教授の研究)
そこで私も初心者ながら約1時間のお絵描きに挑戦。
その結果感じたのは、以下のようなことでした。
絵を描くことで抑えていた感情を解放してリフレッシュできるので、学生以来絵を描いたことのなかった私でもとても楽しいと感じました。(上手い下手は別として)
ヨガ
ヨガもまたメンタルに好影響を与える趣味として有名です。
うつ症状の改善や自律神経を整える効果が認められています。
(参考:ヨガは本当にストレスに効くの?臨床心理士に聞く「ヨガのメンタルヘルス効果」とは | ヨガジャーナルオンライン)
私も2年ほど前からヨガを継続していますが、確かにメンタルヘルスにいい影響があると感じています。
具体的には
などです。
激しい運動は苦手な筆者ですが、ヨガは気持ちいいと感じるところでやめてOKなので頑張りすぎずにできるところも魅力に感じています。
カラオケ
カラオケもメンタルにいい趣味としておすすめです。
カラオケ後には、ストレスホルモンであるコルチゾールが減少するという科学的エビデンスもきちんとあるんですよ。
(参考:心と身体に「うた」がいい。健康カラオケのススメ│第一興商)
私もよくカラオケに行きますが、以下のようなメンタルへの効果を実感しています。
特におすすめなのは、一人カラオケ。
(仲のいい人と行くのもいいですが、どうしても選曲や歌のうまさなどで気をつかってしまいますよね)
誰の目も気にせずに発散できるので、一人カラオケをしたことがない人はぜひ試してみてほしいです。
映画鑑賞
最後におすすめするのは、王道中の王道の趣味「映画鑑賞」です。
今では映画館にわざわざ行かずとも、自宅で手軽に映画が観られる時代になりました。
映画を観て泣いたり笑ったり、心が動かされるとストレスも軽減するような気がしますよね。(実際にそういうエビデンスもあるようです)
私の場合、具体的には以下のような効果を感じています。
特に「スマホから離れられる」という点は重要に感じます。
(今どき2時間もスマホを触らないなんて、映画のときくらいではないでしょうか…)
自分の大好きなことで心の栄養補給をしよう!
今回はメンタルにいい趣味を実際にやってみた感想も交えながら10個ご紹介しました。
気になるものは見つかりましたか?
一番大切なのは、「自分が楽しいと思えることをする」だと思います。
疲れた心に栄養補給をしてあげる気持ちで、自分が楽しいと思えることをぜひ趣味にしてくださいね。