
最近、何をしても楽しくない。
一人の時間が辛い。
趣味を見つけたいけど、何から始めればいいかわからない。
そんなお悩みを抱えていませんか?
私はアラサー女性で、うつ病と付き合って5年になります。症状が辛かった頃は、休日も何もする気が起きず、ただベッドで過ごすだけの日々でした。でも少しずつ、自分のペースで楽しめる趣味を見つけていくことで、心が軽くなる瞬間が増えていったんです。
この記事では、一人で没頭できる趣味を、実際の体験を交えながら紹介します。特に、心が疲れているときでも無理なく始められるものを中心に選びました。


- ことみ
- アラサー女性
- うつ病歴5年
- Awarefy(アウェアファイ)利用歴1年(※現在AIパートナープラン)
- マインドフルネスコンサルタント資格保有
- 自分のメンタルケアについて情報発信中
一人で没頭できる趣味が必要な理由
誰にも気を遣わない時間の大切さ
友人と会うのは楽しいけれど、気を遣って疲れてしまう。家族といても「ちゃんとしなきゃ」というプレッシャーを感じる。
一人で没頭できる趣味があると、完全に自分だけの世界に入り込める時間が持てます。誰かのペースに合わせる必要もなく、途中でやめても誰にも迷惑をかけない。そんな自由さが、心の余裕を生んでくれます。
没頭することで脳のリフレッシュに
趣味に没頭できると、自然と心身のリフレッシュになります。
また、趣味による小さな達成感の積み重ねが、自信にもつながります。



私自身、趣味を通じて「自分は何もできない」という落ち込みから少しずつ抜け出せるようになってきました。
【エネルギーレベル別】一人で没頭できる趣味リスト
忙しい毎日では、日によって「できること」が大きく変わりますよね。
ここでは、その日の体調に合わせて選べるよう、エネルギーレベル別に趣味を分類しました。
低エネルギー日向け:何もやる気が起きないときでも
「今日は何もしたくない」そんな日もありますよね。
まずはエネルギーが少なくても気軽に楽しめる趣味を選んでみました。
1. 映画・ドラマ鑑賞
ベッドやソファに横になったまま楽しめる、最も気軽に楽しめる趣味です。
- 準備不要で今すぐ始められる
- Netflix、Amazon Primeなど月額1,000円前後で見放題
- 90分~2時間で一つの作品が完結
2. 音楽を聴く
こちらも最もカンタンに取り組める趣味のひとつ。
いつもは聞き流すだけの音楽を、能動的に楽しんでみるのもおすすめです。
- 完全に無料でも楽しめる(YouTube、無料ラジオアプリなど)
- 目を閉じて聴くだけでOK
- 自律神経を整える効果もある



歌詞のある曲が辛いときは、クラシックやアンビエント、自然音などがおすすめです。
3. 大人の塗り絵
個人的にとってもハマっているのが、「大人の塗り絵」。
線の中を塗るだけなので、「何を描こう」と悩む必要がありません。15分だけでも塗り進められて、少しずつ色が増えていく様子に癒されます。
- 初期費用: 500円~1,000円程度
- 考えなくても手が動く
- 完成した達成感が得られる
ジブリ風のやさしい雰囲気の塗り絵が楽しめるこちら、めっちゃおすすめです!
4. 観葉植物の世話
植物に水やりをしたり、花をぼーっと眺めたりするのも没頭できる趣味のひとつ。
生き物のお世話をしていると、不思議とリラックスできます。
- 水やりだけなら1日5分
- 生き物を育てる喜び
- 部屋に緑があると心が落ち着く
中エネルギー日向け:少し動けそうなときに
「今日は少し何かしたい気分」そんな日のための趣味をまとめてみました。
5. 読書・マンガ
読書は最もポピュラーな趣味のひとつ。
一度のめり込んでしまえば、物語の世界に没頭することができ現実逃避したいときにぴったりです。



無理に難しい本を読もうとせず、自分が「読みたい」と思えるものを選ぶのがおすすめです。
- 図書館なら無料で楽しめる
- 電子書籍ならいつでもどこでも
- 没入感が高く、現実を忘れられる


6. 手芸
続いても、私が個人的にハマっている趣味。
編み物や刺繍といった手芸は、実際に手を動かしながら没頭することができてリラックス効果がすごいと感じています。
無心になってひたすら作業していると、自然と脳が休まったような感覚を味わえる気がしますよ。
完成したときの達成感もクセになります。
- 単純作業で心が落ち着く
- 完成品が形として残る
- 100均で材料が揃う
7. 料理・お菓子作り
キッチンに立って一人で料理やお菓子作りに没頭するのもおすすめ。
自分好みの味を探求するのも楽しいですよ。
- 完成したらすぐに食べられる
- 自分好みの味に調整できる
- 達成感が大きい
8. 写真撮影・スマホカメラ
SNSでアップしたり、自分だけの記録をしたりするのために写真撮影を趣味にするのはいかがですか?
今使っているスマホでもカンタンに始められる趣味としておすすめです。
- スマホがあればすぐ始められる
- 散歩のついでにできる
- SNSに投稿しなくてもOK
9. ヨガ・ストレッチ
体を動かす趣味がほしい女性には、ヨガ・ストレッチがおすすめ。
ハードすぎることなく手軽に取り組めて、健康やダイエットのためにも役立ちます。
- 初期費用ほぼゼロ(ヨガマットがなくてもOK)
- YouTubeで無料レッスン動画が豊富
- 心身ともにリフレッシュ
10. ゲーム
スマホさえあればすぐに始められるゲーム。
無料で遊べるゲームも豊富にありますよ。
- スマホゲームなら無料で始められる
- 達成感を味わいやすい
- 時間を忘れて没頭できる
高エネルギー日向け:調子が良いときにチャレンジ
「今日は何かを成し遂げたい!」そんな前向きな日のための趣味です。
11. イラスト・絵を描く
童心にかえって、絵を描いてみるのはいかがですか?
紙とペンで描くのもいいですし、デジタルツールを使って描くのもおすすめです。
- 自分の世界を表現できる
- SNSで作品を発表する楽しみも
12. ブログ・日記
自己表現のための趣味として、ブログや日記を書くのもおすすめの趣味のひとつ。
無料で始められるnoteなどのプラットフォームがおすすめです。
- 完全無料で始められる
- 思考の整理になる
- 過去の自分と対話できる
私もブログを書いていますが、「誰かに読まれること」を意識しすぎると疲れてしまいかねません。趣味のブログであれば、まずは自分のための記録として自由に書くのがおすすめです。
13. 楽器演奏
音楽好きな方には、楽器演奏の趣味がおすすめ。
上達がわかりやすく、他の人と一緒に演奏する楽しみもあります。
- 上達が目に見えて分かる
- 没入感が高い
- 脳トレ効果
14. DIY
幼いころ工作が好きだった方は、DIYにぜひチャレンジしてみてください。
ゼロからモノを作り上げる喜びはひとしおです。



100均の材料でも、アイデア次第で素敵なものが作れますよ。
- 自分好みの家具や小物が作れる
- 大きな達成感
- 実用性もある
15. カフェ巡り
外出して楽しむ趣味がほしい方には、カフェ巡りもおすすめ。
読書など、他の趣味と一緒に楽しめるのもいいところです。
「何もしない時間」を外で過ごすだけで、気分転換になりますよ。
- 非日常感を味わえる
- 一人でも入りやすいカフェは多い
- 新しい発見がある
【私が最も救われた趣味】マインドフルネス瞑想
ここまで様々な趣味を紹介してきましたが、うつ病と向き合う中で最も私を救ってくれたのがマインドフルネス瞑想です。
続けて感じた変化
最初は5分間座っているだけで苦痛でした。すぐに別のことを考えてしまう。
でも、毎朝10分だけ続けてみると、少しずつ変化が現れました。
- 「今この瞬間」に意識を向けられる時間が増えた
- 不安な気持ちが湧いても、「ああ、不安が来てるな」と客観視できるようになった
- 自分を責める思考から距離を取れるようになった
- 一日のスタートが穏やかになった
リフレッシュ効果がすごいですし、何より不安を感じたときの対処法として持っておける安心感があります。



今では、マインドフルネスコンサルタントという資格をゲットするまでになりました。


マインドフルネスのメリット
マインドフルネスが他の趣味と大きく違うのは、以下のようなメンタルヘルスへの効果が科学的に証明されている点です。
- 不安症状の軽減
- うつ症状の改善
- ストレス耐性の向上
- 睡眠の質の向上
- 感情のコントロール力向上
何より、「呼吸に集中するだけ」という究極のシンプルさ。道具も場所も不要なので、今この瞬間から始められます。
マインドフルネスの実践方法
基本的にマインドフルネスな状態を目指すためには「瞑想」という手段を用います。
基本の呼吸瞑想(5分版)
- 楽な姿勢で座る(床でも椅子でもOK)
- 目を閉じる(閉じるのが怖ければ薄目でも)
- 自然な呼吸に意識を向ける
- 息が鼻から入って出ていく感覚を観察
- 思考が浮かんだら、優しく呼吸に意識を戻す
- 「うまくやろう」としなくていい
- 集中が途切れても自分を責めない
- 5分が長ければ1分でもOK
マインドフルネスは音声ガイド付きで始めるのがおすすめ
独学で始めた私ですが、正直なところ、最初は「これで合ってるのかな?」と不安でした。
そんなとき出会ったのが、メンタルケアアプリ「Awarefy(アウェアファイ)」です。
- プロのガイド音声が200種類以上
- 自分の気分に合わせたプログラム選択
- 継続記録で習慣化しやすい
- 認知行動療法の要素も組み込まれている
自分一人では続けられなかったマインドフルネスが、アプリのサポートで習慣化できました。




趣味を選ぶときの大切なポイント
1. 「続けなきゃ」と思わない
趣味に関しても、「せっかく始めたのに続けられない自分はダメだ」と自分を責めてしまう人は多いと思います。
でも、趣味は義務じゃありません。
今日やりたくなければやらなくていい。飽きたら別の趣味に移ってもいい。そのくらいの気軽さで始めるのがおすすめです。
2. 他人と比較しない
SNSを見ると、すごい作品を作っている人、毎日続けている人、上達が早い人がたくさんいます。
でも、比較は不幸の始まり。



あなたはあなたのペースで、あなたが楽しいと思えることをやればいいのです!
3. 完璧を求めない
「もっと上手に」「もっと素敵に」と思うと、趣味が苦痛になってしまいます。
楽しめたなら、それだけで100点です。
4. お金をかけすぎない
新しい趣味を始めるとき、つい「いい道具を揃えなきゃ」と思いがち。
でも、続けられるかどうか分からない段階で高額投資すると、「もったいないから続けなきゃ」というプレッシャーが生まれます。
まずは低コストで始めて、本当に好きだと分かってから道具を揃えても遅くありません。
5. 成果を求めない
趣味は「生産性」や「成果」とは無関係です。
ただ、その時間を楽しめたか、心が少しでも軽くなったかを大切にするのが◎。
【まとめ】自分に優しい趣味を見つけよう
一人で没頭できる趣味は、心の拠り所になります。
「これだけは楽しめる」「これをやってる間は穏やかでいられる」と思える趣味があると、人生の質が確実に上がります。
私の場合、それがマインドフルネス瞑想でした。でも、あなたにとっての「それ」は、全く違うものかもしれません。



この記事で紹介した趣味の中から、少しでも「やってみたいな」と思えるものがあれば、ぜひ試してみてください。


