「真面目すぎて生きづらい」
「真面目なことはよいことなはずなのに、どうしてストレスを抱えながら生きていかなくてはならないのだろう」
と感じている人は多いはず。
私自身も幼い頃からバカがつくほどの真面目と言われて育ってきましたし、その真面目すぎる性格のせいでうつ病にまでなってしまいました。
今回は、真面目すぎる性格が生きづらさを招いてしまう原因や少しでも生きやすくするために私個人が実践していることをご紹介。
少しでもお役にたてば幸いです。
真面目すぎて生きづらい人あるある6選
まずは、真面目すぎる人によくある現象をご紹介していきます!
一人反省会が止まらない
真面目すぎる人によくあるのが、一人反省会。
普通の人なら軽く受け流せるような出来事であっても、考え込んでしまいます。
私の場合、「もっと〇〇すべきだった」と自責の念にかられてしまうことも多々。
ルールを破るなんて考えられない
真面目な人にとって、ルールは守るのが当然。
法律はもちろんのこと、社内のルールや電車内のマナーまで厳密に守ります。
完璧主義で妥協が苦手
真面目な人は完璧を求める傾向も。
「このくらいでいいや」という妥協をするのが苦手で、常に全力投球をしています。
私も、任された仕事が自分の限界を超えていたとしても、120%の力で頑張ってしまいます。
臨機応変な対応が苦手
真面目な人はルールに忠実なので、想定外の出来事が起きると気が動転してしまいがち。
私の場合、作業に集中しているとき急に別の仕事を差し込まれると、慌ててしまって凡ミスしてしまうこともしばしばありました。
自分にも他人にも厳しい
真面目な人は、自分のなかに「こうあるべき」という理想像をしっかり持っていて、求める基準に達していない状態をストレスに感じる傾向があります。
私も、常に人生を減点法でみているところがあり、自分や他人の悪いところにばかり目がいってしまいます。
他人からどう思われているのか気にしすぎる
真面目な人は、周囲からも同様に厳しい評価をくだされているのではないかと不安になりがちです。
私自身、他人から悪く思われていないかビクビクしてしまいます。
真面目すぎる人が生きづらくなってしまうのはなぜ?
なぜ真面目すぎると生きづらいのか、その原因を私なりに分析してみました。
責任感が強すぎるから
真面目な人は、何もかも「自分の力でなんとかしなくては」と背負いこみすぎてしまうところがあります。
周囲の人に頼るのが苦手なので、気がつくと自分のキャパシティを超えてしまっていることも多々。
私は社会課題に関しても必要以上に自分の責任を感じてしまい、罪悪感に苛まれてしまうこともあります。
普段から誠実で優しいので、周囲からの期待も大きいです。
断るのも苦手なので、自然とタスクが膨れ上がっていってしまう傾向にあります。
自己嫌悪に陥りがちだから
真面目な人は、自分に厳しく自己評価が低い傾向にあると思います。
自分に対してなかなかOKを出すことができず、他人と比較して「自分なんて」と落ち込んでしまうのです。
その結果、どんどん自尊心が低くなってしまい、自分の内側にこもりがちになってしまうこともあります。
バカ真面目と呼ばれる私が実践していること
私は幼いころから両親や友人等から「バカ真面目」と言われ続けてきました。
社会人になるまでは「バカ真面目」であることで不便を感じたことはありませんでしたが、新卒で入社した会社でその真面目さがたたり、うつ病に。
自分の真面目さが、私自身を生きづらくしていることに気がついたのです。
それ以来、私がもっと生きやすくなるために実践していることをご紹介していきます。
認知の歪みを自覚する
認知の歪みとは、物事に対する偏った捉え方のことで「バイアス」とも呼ばれます。
認知の歪みは誰しも持つものですが、真面目すぎる人の場合はそのせいで生きづらさを抱えてしまうので少しずつ解消していくことが大切です。
真面目すぎる人の場合、以下のような認知の歪みが存在することが多いと考えられます。
- べき思考・・・自分や周囲の人の言動に対して「〜すべきである」「〜すべきでない」と考えすぎる傾向
- 拡大解釈/過小評価・・・失敗などを実際以上に大きく捉えたり、成功などを実際以上に小さく捉えたりする傾向
- 個人化・・・悪いことが起きたとき、実際以上に自分のせいであると考える傾向
認知の歪みを解消するには、認知行動療法に基づくコラム法が有効とされています。
カウンセリング等で専門家もと実践するのもよいですが、私のおすすめはスマホで簡単にコラム法が実践できるアプリ「Awarefy(アウェアファイ)」です。
早稲田大学との共同研究で開発されたデジタル認知行動療法アプリなので、安心して利用できますよ。
Awarefy(アウェアファイ)を実際に利用した感想は以下の記事で読めるので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
「自分軸」を意識して暮らす
真面目すぎる人の多くは、他者からの評価を軸にして暮らしていることが多いように思います。
「自分が何を大切にしたいのか」ということより「家族や友人、社会が大切にしていること」を優先して行動してしまうのです。
私自身の経験からいうと、自分軸で生きることを意識するだけでグッと生きやすくなります。
自分軸で生きるために必要なのは、自己理解です。
まずは自分の価値観を明らかにするために、私はジャーナリングを実践しました。
「書く瞑想」とも言われるジャーナリングは、自分でも気づかない思いや価値観に気づくきっかけになりましたよ。
私がジャーナリングを実践してみた感想を詳しく書いた以下の記事もぜひチェックしてみてくださいね。
真面目すぎる人の生きづらさが少しでも解消されますように
今回は、バカ真面目と言われ続けてきた私が生きづらさを解消するために実践していることをメインに解説してきました。
真面目なことは決して悪いことではありませんが、生きづらいとまで感じてしまうようであれば、ぜひ今回紹介した内容を実践してみてください。
特に、デジタル認知行動療法アプリ「Awarefy(アウェアファイ)」はとってもおすすめなので、ぜひ以下のレビュー記事をチェックしてみてくださいね。
真面目なあなたの生きづらさが少しでも和らいでいくことを願っています。