
真面目すぎて毎日が苦しい

完璧じゃないと不安になる
そんなふうに感じていませんか?
私自身、幼い頃から“バカ真面目”と呼ばれてきた性格ゆえに、社会人になってうつ病を経験しました。
この記事では、真面目すぎる性格が引き起こす“生きづらさ”の正体と、私が実践してきた“心を軽くする習慣”をご紹介します。

少しでもお役にたてば幸いです。
真面目すぎる人が無意識にやっていること10選
「そんなに気にしなくていいよ」と言われても、なかなか心が追いつかない。
真面目な人は、無意識のうちに自分を追い詰めてしまう癖を抱えていることがあります。

ここでは、私自身の経験も交えながら、真面目すぎる人がやりがちな10の思考や行動をご紹介します。
一人反省会が止まらない
真面目すぎる人によくあるのが、一人反省会。
普通なら流してしまう些細なことを、ずっと頭の中で反芻してしまう。
「もっとこうすべきだった…」「あの言い方は良くなかったかも」と、自責のループから抜け出せなくなります。
ルールを破るなんて考えられない
真面目な人にとって、ルールは守るのが当然。
法律はもちろんのこと、社内のルールや電車内のマナーまで厳密に守ります。
完璧主義で妥協が苦手
真面目な人は完璧を求める傾向も。
多少の妥協すら「手を抜いているようで嫌」と感じてしまい、限界まで頑張ってしまう人が多いです。

私も、任された仕事が自分の限界を超えていたとしても、120%の力で頑張ってしまいます。
臨機応変な対応が苦手
真面目な人はルールに忠実なので、想定外の出来事が起きると気が動転してしまいがち。
突発的な変更やハプニングが起きると、うまく切り替えができずパニックに。

私の場合、作業に集中しているとき急に別の仕事を差し込まれると、慌ててしまって凡ミスしてしまうこともしばしばありました。
自分にも他人にも厳しい
真面目な人は「こうあるべき」という理想が強く、求める基準に達していない状態をストレスに感じる傾向があります。

私も、常に人生を減点法でみているところがあり、自分や他人の悪いところにばかり目がいってしまいます。
他人からどう思われているのか気にしすぎる
真面目な人は、周囲からも同様に厳しい評価をくだされているのではないかと思いがちです。
自分の言動に対して「今のまずかったかな…」「嫌われてないかな」と不安に。
他人の評価に敏感すぎて、心が休まる時間が少ないのも真面目な人の特徴です。

私自身、他人から悪く思われていないかビクビクしてしまいます。
断れないまま、自分をすり減らしてしまう
頼まれると断れず、気づけばキャパオーバー。
「私がやった方が早いし…」という思いから、自分ことは後回しにする癖がついていることも多いです。
予定や計画が崩れると強いストレスを感じる
きちんと立てたスケジュールが狂うと、必要以上にイライラしたり焦ったり。
コントロールできない状況への不安が強く出る傾向があります。
失敗=価値がないと感じてしまう
「うまくできなかった」=「自分はダメな人間」と極端に考えてしまう。
失敗を過度に恐れ、チャレンジを避けるようになることもあります。
感情を抑え込みすぎて、しんどくなる
怒り・悲しみ・疲れ……本当は感じているのに「こんな感情、見せちゃいけない」と無理に抑え込んでしまう。
気づけば、心の中に我慢が蓄積して爆発寸前ということも。
いくつ当てはまりましたか?
真面目さは素晴らしい長所ですが、それが自分を追い詰める方向に働くとつらくなってしまうものです。
「これ、私かも…」と思った方は、まずは「そういう傾向があるんだな」と自分を責めずに受け止めることから始めてみましょう!
真面目すぎる人が「生きづらさ」を感じる理由とは?
なぜ真面目すぎると、生きづらさを感じてしまうのでしょうか?
ここでは、私自身の経験もふまえて、真面目な人が陥りがちな「しんどさの根本的原因」をひも解いていきます。
責任感が強すぎて、全部を抱え込んでしまう
真面目な人は、何もかも「自分の力でなんとかしなくては」と背負いこみすぎてしまうところがあります。
周囲の人に頼るのが苦手なので、気がつくと自分のキャパシティを超えてしまっていることも多々。

私自身、ニュースで社会課題に触れるたびに「何もできていない自分が情けない」と落ち込んでしまったり、職場で他人の仕事まで背負い込んで疲弊したことがありました。
さらに普段から誠実で優しいので、周囲からの期待も自然と高まってしまいます。
断るのも苦手なので、自然とタスクが膨れ上がっていってしまう傾向にあります。
自己評価が低く、つねに「自分は足りない」と感じてしまう
真面目な人は、自分に厳しい傾向にあると思います。
完璧を求めるあまり、少しのミスや他人との違いすら「自分はダメだ」と責めてしまう。
いくら努力しても「まだ足りない」「もっとできるはず」と、終わりのない自己否定のループに陥ってしまうのです。
そうなると、褒められても素直に受け取れず、どんどん自己肯定感が下がってしまう。
その結果、どんどん自尊心が低くなってしまい、自分の内側にこもりがちになってしまうこともあります。
「バカ真面目」と言われ続けた私が実践している心を軽くする習慣
私は幼いころから両親や友人等から「バカ真面目」と言われ続けてきました。
その言葉には、少しのからかいと、少しの賞賛が混じっていたように思います。
社会人になるまでは、「真面目でいること」は強みでもあり、トラブルを避ける手段にもなっていました。
でも、働き始めて数年。完璧を求めて自分を追い詰めた結果、うつ病を患うことになったのです。
その経験から、「真面目であること」が、自分自身を苦しめていたのだと気がつきました。

ここでは、そんな私が日々実践している「心を軽くする習慣」をご紹介します。
どれも簡単なことですが、“真面目すぎる自分”と少しずつ折り合いをつけるための練習になっています。
認知の歪みを自覚する
認知の歪みとは、物事に対する偏った捉え方のことで「バイアス」とも呼ばれます。

たとえば、こんな思考パターンに心当たりはありませんか?
- べき思考・・・「〇〇すべきだったのに…」と自分を責めるクセ
- 拡大解釈/過小評価・・・ミスを必要以上に大ごとにしたり、成功を過小評価したりする
- 個人化・・・他人の問題や偶然の出来事まで「自分のせいだ」と思ってしまう
こうした思考は、気づかないうちに自信や活力をじわじわと奪っていきます。
私の場合は、AIメンタルケアアプリAwarefy(アウェアファイ)を使って、認知の歪みを客観的に見つめ直す習慣を取り入れました。
このアプリでは、認知行動療法に基づいた「コラム法」というメソッドを通して、モヤモヤした気持ちを見つめ直すトレーニングができます。
ちょっとした気持ちの揺れも、文字にして整理するだけでかなりラクになりますよ。

私が実際に使ってみたレビューは以下の記事でまとめているので、よかったら参考にしてみてください。

「自分軸」で選ぶ練習をする
真面目すぎる人の多くは、他者からの期待に応えることを生き方の軸にしていることが多いように思います。

私自身もそうでした。
「自分が何を大切にしたいのか」ということより「家族や友人、社会が大切にしていること」を優先して行動してしまうのです。
そこで私は、「自分は何を大切にしたいのか?」を見つめ直すことから始めました。
特に効果を感じたのが、毎日のジャーナリング(書く瞑想)です。
- 今日うれしかったこと
- 嫌だったこと
- どんなときに心がザワついたか
- なぜそう感じたのか
書き続けるうちに、自分の価値観や思考の癖が少しずつ見えてきました。
この「内省の時間」があるだけで、他人の価値観に振り回されにくくなり、判断軸が“自分寄り”に変化していったのです。

私のジャーナリング体験については、こちらに詳しくまとめています。

「スリーグッドシングス」で良かったことに目を向ける
以前の私は、「やらなきゃいけないことリスト」ばかりに目を向けて、できたことを振り返る習慣がありませんでした。
しかし、メンタルケアアプリAwarefy(アウェアファイ)に搭載されている「スリーグッドシングス」を眠る前のルーティンにしたところ、ものごとの良い面に目が向くようになってきました。
やり方は簡単で、その日にあった良かったことを3つ書き出すだけ。
- 朝ちゃんと起きられた
- 推しの音楽に元気をもらった
- 同僚にありがとうが言えた
どんな小さなことでも、「今日の私は、これができた」と自分を認める練習になります。
真面目な人ほど、自分に「まだ足りない」と言いがちだからこそ、“足りている部分”にも目を向ける習慣が必要だと思います。

Awarefy(アウェアファイ)には他にも感謝日記や3行日記の機能もあります。
全て試してみた感想はこちらの記事から読めるので、自分に合いそうなものをぜひ取り入れてくださいね。

真面目すぎる人の生きづらさが少しでも解消されますように
真面目さは、決して悪いことではありません。
しかし、その真面目さが自分を追い詰めてしまっているなら、もう少しだけ肩の力を抜いてみても良いのではないでしょうか。
生きづらさから抜け出すツールとして、AIメンタルケアアプリ「Awarefy(アウェアファイ)」はとってもおすすめなので、ぜひ以下のレビュー記事をチェックしてみてくださいね。

私の体験が、同じように悩む誰かのヒントになれば幸いです。


真面目なあなたの生きづらさが少しでも和らいでいくことを願っています。