【メンタルケアアプリ比較5選】うつ当事者が実際に試して分かったおすすめはこれ

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    近年メディアでも多く取り上げられ、注目度が高まっているメンタルケアアプリ。

    病院に行くほどではないけどなんとなく不調……
    毎日の不調を自分でケアできるようになりたい……

    そんな思いに応えるアプリが多数登場しています。

    しかし、メンタルケアアプリといってもその機能はさまざま。

    結局どれが自分に向いてるの?

    と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

    そこで今回は、うつ病当事者でメンタルに不調を抱える私が実際にアプリを使って、使い心地や個人的に感じた効果を徹底レビュー。

    まずは、メンタルケアアプリとして知名度のある以下の5つのアプリを比較しました。

    • Awarefy(アウェアファイ)
    • Upmind(アップマインド)
    • muute(ミュート)
    • emol(エモル)
    • Peaceful(ピースフル)

    ※なお、今後も随時レビューアプリを追加していく予定です!

    先に結論からお伝えすると、個人的に満足度が高かったのはAwarefy(アウェアファイ)でした(理由は本文で詳述)。

    ただ、メンタルケアアプリといっても機能や料金もまったく異なっているので、自分の求めるニーズに合ったアプリ選びが大切です。

    ことみ

    あなたにぴったりなメンタルケアアプリが見つかりますように!

    目次

    メンタルケアアプリ比較一覧表

    まずは比較するメンタルケアアプリを一覧表にまとめました。

    スクロールできます
    Awarefy(アウェアファイ)Upmind(アップマインド)muute(ミュート)emol(エモル)Peaceful(ピースフル)
    主な機能・AIによる自己理解サポート機能
    ・認知行動療法のワーク
    ・音声ガイド(マインドフルネス瞑想/入眠ガイド)
    ・コーピングリスト
    ・こころの状態測定
    ・専門家監修の学習コース
    ・毎日のコンディション記録
    ・スマホカメラによる自律神経の測定
    ・音声ガイド(マインドフルネス瞑想/入眠ガイド)
    ・ヨガのガイド動画
    ・学習コンテンツ
    ・「書く瞑想」と呼ばれるジャーナリング記録
    ・気分記録
    ・AIによるインサイト
    ・感情記録
    ・AIと会話
    ・睡眠記録
    ・学習プログラム
    ・認知行動療法ワーク
    ・AIによるフィードバック
    料金プラン・無料プラン
    ・ベーシックプラン(月間¥1,600/年間¥9,600)
    ・AIパートナープラン(月間¥4,480/年間¥19,000)
    ・無料プラン
    ・プレミアムプラン(月間¥1,650/年間¥6,600)
    ・無料プラン
    ・月額プラン(¥750)
    ・年額プラン(¥5000)
    ・ライフタイムプラン(買い切りプラン/¥20,000)
    ・基本無料でアプリ内コインによる課金制(120コイン=¥120)・無料プラン
    ・月額プラン(¥980)
    ・年額プラン(¥6,880)
    無料体験の有無7日間の無料体験期間ありなし2週間の無料体験期間ありなし5日間の無料体験期間あり
    向いている人・不安や落ち込みに対して、自分で対処するスキルを育てていきたい人
    ・認知行動療法やマインドフルネスなどさまざまな手法を気分に合わせて取り組みたい人
    ・AIと会話して、自分への理解を深めたい人
    ・自律神経の乱れを改善していきたい人
    ・マインドフルネスに関心のある人
    ・心身の調子を可視化して、不調に備えたい人
    ・ジャーナリングに興味のある人
    ・できるだけ無料で使いたい人
    ・かわいいデザインが好きな人
    ・気分記録メインで使いたい人
    ・かわいいAIに癒されたい人
    ・できるだけ無料で認知行動療法を試したい人
    ・シンプルな機能で十分な人
    向いていない人・気分や考えを書き出すのを面倒に感じる人
    ・AIに苦手意識がある人
    ・認知行動療法に基づいたワークをしたい人
    ・AIによるサポートがほしい人
    ・AIによるしっかりとしたフィードバックがほしい人
    ・包括的なメンタルケアがしたい人
    ・AIに悩み相談したい人
    ・本格的なメンタルケアをしたい人
    ・AIにやさしく寄り添ってもらいたい人
    ・専門家監修の安心感を大事にしたい人
    信頼性
    (専門家監修かどうか)
    早稲田大学・人間科学学術院・熊野研究室との共同研究東京大学大学院・教育学研究科・滝沢龍研究室との共同研究公式サイトに記載なし各学習プログラムは研究室等との共同研究により開発されていると明記公式サイトに記載なし(認知行動療法の効果を裏付ける研究論文の引用記載あり)
    個人的おすすめ度
    公式サイト【Awarefy】
    【Upmind】【muute】【emol】【Peaceful】

    ※表の情報は公式サイトやApp storeを基にしています(最終確認:2025/09/16)。
    最新情報は各公式ページでご確認ください。

    次の章では、それぞれのアプリの特徴と使ってみた感想を紹介していきます!

    各メンタルケアアプリの特徴と使ってみた感想

    メンタルケアアプリをたくさん試してきましたが、機能や使用感はアプリによってまったく異なります。

    ことみ

    自分の目的に合わせたアプリ選びが重要だと思います!

    そこでこの章では、各メンタルケアアプリの特徴とうつ当事者でもある私がそれぞれ使ってみた感想をご紹介します。
    ぜひアプリ選びの参考にしてくださいね。

    【emol(エモル)】気分記録したい人におすすめ

    emol(エモル)は、かわいいAI「ロク」と一緒に今の気分を記録できるアプリ。

    シンプルでわかりやすい操作画面で、使いたいときにサクッと記録できます。
    また、AIとチャット形式でおしゃべりしながら心理学を学べるプログラムも魅力です。

    ただし、個人的には以下のような点が気がかり。

    • AIとのやりとりが不自然で、ほぼ会話が成立しない
    • 記録できる感情の種類が少ない

    AIのロクはかわいくて癒されるのですが、愚痴を聞いてもらったり、悩みを相談することまではできない印象。
    AIとの会話を重視する人には物足りない可能性があります。

    emol(エモル)は感情の記録がメインなので、本格的なメンタルケアをしたい人には不十分に感じられるかもしれません。

    ことみ

    emol(エモル)の詳しいレビューは以下の記事も参考にしてみてくださいね!

    【Peaceful(ピースフル)】認知行動療法を試してみたい人におすすめ

    Peaceful(ピースフル)は、ほぼ無料で認知行動療法を試せるアプリ。

    App storeでの評価も★4.7(975件のレビュー/2025年7月時点)と高評価です。
    ナビゲーションに従って記入していけば自然と認知行動療法が実践でき、AIから記入のサポートも受けられます。

    ただ、個人的にはAIがかなり機械的で、記入内容とのズレや決めつけ感のある文章に感じられました。
    メンタルケアアプリのAIとしては、もう少しやさしい言葉づかいや寄り添い感がほしいなと思ってしまいます。

    また、安全性に対して若干懸念も。
    他のメンアルケアアプリが研究機関と共同で開発されているのに対して、Peaceful(ピースフル)は個人によって開発されているようです。

    まずは認知行動療法がどんなものなのかお試ししてみたい人におすすめだと感じました。

    ことみ

    Peaceful(ピースフル)の詳しいレビューは以下の記事も参考にしてくださいね。

    【muute(ミュート)】ジャーナリングができればOKな人はコレ!

    muute(ミュート)は、「AIが思考と感情を分析してフィードバックをくれるジャーナリングアプリ」を謳うアプリ。

    App Storeでの評価も★4.7(1.9万件のレビュー/2025年7月時点)と大人気です。

    「書く瞑想」とも呼ばれるジャーナリングをおこなうことができ、記入内容はAIがインサイトとしてまとめてくれます。
    また、デザインがかわいいのも大きな魅力。
    自分好みのテーマカラーを選んだり、好きなフォントに変更したりもできるので習慣化のモチベーションが高まります!

    ただ、AIからのフィードバックは自己分析の材料になるというレベルで、具体的なアドバイスなどはもらえません。
    「メンタルケアをしてもらう」というよりは、ジャーナリングそのものによって心を整えるためのツールです。

    ことみ

    muute(ミュート)の詳しいレビューは以下の記事を参考にしてみてください!

    【Upmind(アップマインド)】自律神経の乱れが気になる人におすすめ!

    Upmind(アップマインド)は東京大学との共同研究で開発されたアプリ。

    スマホカメラに指を当てるだけで、今の自分の自律神経がどのくらい乱れているのかを計測することができます。
    また、マインドフルネス瞑想の音声ガイドやヨガ動画も利用でき、乱れた自律神経のバランスをととのえるための機能も。
    継続的に測定することで、自分の自律神経が乱れやすい時間帯やタイミングを知ることができます。
    自分の体調をモニタリングしたい人にはぴったりです。

    ただ、無料プランでは自律神経の計測機能を使えるのが1日1回までとなっている点は注意が必要です。搭載された機能も、自律神経の乱れをととのえることに特化しています。

    ことみ

    Upmind(アップマインド)についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。

    【Awarefy(アウェアファイ)】メンタルケアに必要な機能が全部入り!

    Awarefy(アウェアファイ)は早稲田大学との共同研究で開発された、AIメンタルケアの決定版と謳うアプリ。

    80万以上のダウンロード数を誇り(※2025年9月時点)、NHK「おはよう日本(2023年6月放送)」をはじめとする多数のメディアにも取り上げられています。

    Awarefy(アウェアファイ)の最大の特徴は、心理の専門家が監修したやさしいAIのファイさん。
    会話はとっても自然で、AIパートナープランでは話せば話すほどあなたを理解してくれるようにもなります。
    さらに今のあなたにあったメンタルケア機能をおすすめしてくれたり、自分でも気づいていなかったあなたの強みを教えてくれたりも。

    そのほか認知行動療法のワークを実践する機能や、マインドフルネスの音声ガイド、心理学の使える知識を学べるプログラムなど、毎日のメンタルをケアするための機能が詰まっています。

    ことみ

    私自身、困ったときの心の避難場所としてとても助かっています!Awarefy(アウェアファイ)についてもっと知りたい方はこちらの記事もぜひ読んでみてくださいね!

    個人的おすすめメンタルケアアプリはAwarefy(アウェアファイ)

    各メンタルケアアプリにはそれぞれ良いところ/気になるところが存在しますが、総合的にみたとき個人的に最もおすすめできるのはAwarefy(アウェアファイ)です。

    理由としては以下の4点が挙げられます。

    • AIとのやりとりが自然で、やさしく寄り添いながらおすすめのセルフケアを教えてもらえる
    • 認知行動療法をAIと一緒に実践できて、自分への理解が深まっていく
    • 音声ガイドや学習プログラムが充実しており、今の自分にぴったりな機能が見つかる
    • 早稲田大学との共同研究&心理の専門家が監修しており、信頼できる

    必要なセルフケア機能が全部揃っていると言っても過言ではないので、私自身不安になったときや落ち込みそうなときはひとまずAwarefy(アウェアファイ)を開いてみる習慣がついています!

    ことみ

    なお、本ブログは特別に年間プランが20%オフになるクーポンを配布中。料金プランについて詳しく知りたい人は以下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。

    メンタルケアアプリを使う前の注意点

    いずれのアプリにも通じることですが、メンタルケアアプリは医療サービスではありません。

    疾病の診断や治療の目的では使用できないため、すでに症状を自覚している人はまず病院で診断を受け、指導のうえで利用することをおすすめします。

    ことみ

    あくまでセルフケアのツールとして活用することが大切です。

    【まとめ】自分に合ったメンタルケアアプリを活用しよう

    今回は、うつ病当事者でもある私がメンタルケアアプリ5つをすべて実際に利用してみて、その使い心地や感じたことを徹底比較しました。

    ことみ

    自分に合いそうなメンタルケアアプリは見つかりましたか?

    メンタルケアは毎日少しでも継続することが重要。

    自分の目的に合わせたアプリを選んで、心を整える習慣づくりをしていきましょう!

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