猫が登場するおすすめ小説10選!癒し系からミステリまで【2025年最新版】

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    猫が登場する小説には、癒しを与えてくれる不思議な魅力があります。
    愛らしい仕草にほっこりしたり、人と猫の絆に涙したり、時には推理の世界で名推理を見せてくれることも。

    本記事では「猫が登場する小説」の中から、2025年9月時点でおすすめの作品を「癒し・感動系」「ミステリ系」に分けてご紹介。

    猫好き・読書好きのどちらも楽しめるラインナップです。

    ことみ

    次に読む一冊を探している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

    目次

    猫が登場する癒し・感動系の小説6選

    かわいらしい猫のキャラクターが登場する、ほっこり癒されるような小説を集めました!

    本を守ろうとする猫の話

    お前はただの物知りになりたいのか?

    著者夏川 草介
    出版社小学館
    出版年2022/9/6
    あらすじ

    主人公の夏木林太郎は、小学校に上がる前には祖父の家に引き取られた高校生。祖父の営む夏木書店で本ばかり読んでいた。しかしその祖父も突然他界。途方にくれる林太郎のもとに、ある1匹のトラネコがやってくる。トラネコは有無を言わせぬ気迫で言った。「本を助け出さねばならぬ。わしに力を貸せ」言われるままに冒険へと繰り出した林太郎を待ち受けていたのは…

    ことみ

    本+猫とあればもう読む前から最高なのはわかっていましたがやっぱり最高でした✨

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    ネコシェフと海辺のお店

    俺は料理上手のネコシェフさ。

    著者標野 凪
    出版社KADOKAWA
    出版年2024/2/22
    あらすじ

    仕事や恋愛などさまざまな悩みを抱える人びとが、ふと気がつくとそこは青い波が打ち寄せる浜辺。そこにはネコシェフを名乗るサバトラ柄の猫の姿。ポツンと佇む漁師小屋のような場所で、鯛めしやアジフライなどの絶品魚料理を振る舞ってくれます。やけに風流で、饒舌な、しゃがれ声のネコシェフ。言葉を交わすうち、自然と人びとの心が解けてゆく……

    ことみ

    個人的にはネコシェフがサバトラ柄で、振る舞う料理が魚ばっかりというところがドツボでした(かわいい)

    満月珈琲店の星詠み

    満月の夜にだけ開く、不思議な珈琲店。

    著者望月 麻衣
    桜田 千尋
    出版社文藝春秋
    出版年2020/7/8
    あらすじ

    その珈琲店を訪れることができるのは、人生に疲れ気味の人だけ。大きなもふもふ猫のマスターと店員たちが極上のスイーツとドリンクであなたの心を癒します。さらには占星術で迷える人々を手引き。優しさがたくさん詰まった物語です。

    ことみ

    桜田千尋さんのイラストにも癒される作品です!

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    猫を処方いたします。

    猫は百薬の長

    著者石田 祥
    出版社PHP研究所
    出版年2023/3/9
    あらすじ

    京都の中京区、薄暗い路地の奥にひっそりと佇む「中京こころのびょういん」。どこか掴みどころのない医者が出す処方箋に書かれているのは、薬ではなく“生きた猫”。戸惑いながらも、医師に示された期間だけ猫と暮らすことになった患者たち。気ままで繊細、時に手がかかるけれど愛らしい猫たちとの日常が少しずつ人々の心に変化をもたらしていく。

    ことみ

    私自身猫を飼っているので、癒しのパワーは体験済み。だいたいのことには猫が効くっていうのは本当だと思います!!

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    伝言猫がカフェにいます

    「二度と会えない」と思っていた人からの想いを、猫が届けてくれる。

    著者標野凪
    出版社PHP研究所
    出版年2022/11/10
    あらすじ

    舞台は、この世とあの世のあいだに存在すると噂される不思議なカフェ〈ポン〉。寿命を終えた猫・ふー太は、「五つの仕事をやり遂げれば、自分も会いたい人に会える」という条件に惹かれ、店主・虹子のもとで働きはじめる。

    通い猫アルフィーの奇跡

    世界を変えるのは猫かもしれない

    著者レイチェル ウェルズ
    翻訳中西 和美
    出版社ハーパーコリンズ・ ジャパン
    出版年2015/9/19
    あらすじ

    飼い主の老婦人を失い、ひとり取り残された猫・アルフィー。居場所をなくし、飢えに耐えながらさまよった末にたどり着いたのは、とある静かな住宅街だった。そこで彼は、一軒に定住するのではなく、複数の家を行き来する“通い猫”として暮らす道を選ぶ。

    あたしの一生:猫のダルシ―の物語

    愛猫がいとしくてたまらなくなる

    著者ディー レディー
    翻訳江國 香織
    出版社飛鳥新社
    出版年2000/7/1
    あらすじ

    1匹の猫が、人間と共に生きる日々を、一人称で語っていく物語。賢くて気高いダルシー。その眼差しからは、飼い主への深い愛情も伝わります。シンプルでありながら、胸に深く響く物語です。

    猫が登場するミステリ小説3選

    かわいいだけじゃない!猫はミステリー小説との相性も抜群です。

    猫で窒息したい人に贈る25のショートミステリー

    猫が可哀想な目に遭うことはないのでご安心を!

    著者『このミステリーがすごい!』編集部
    出版社宝島社
    出版年2025/4/3
    あらすじ

    “猫”と“ミステリー”を掛け合わせた、書き下ろしの短編アンソロジー。

    ベランダに現れた一匹の猫が、夫を亡くした女性に人生の大切な気づきをもたらす(岡崎琢磨「優しい人」)。恋人が猫アレルギーだったら?彼女が選ぶのは愛か、それとも猫か――(土屋うさぎ「然らば、恋」)。猫がそっと寄り添い、人の心を揺さぶる25の物語です。

    猫には推理がよく似合う

    猫愛あふれる本格推理小説

    著者深木 章子
    出版社KADOKAWA
    出版年2019/8/23
    あらすじ

    弁護士事務所で働く花織は、日々持ち込まれる依頼に耳を傾けながら、相棒の“おしゃべり猫”スコティと世間話を楽しんでいた。気品がありつつも少し生意気なスコティは、ある日突然こんな遊びを持ちかけてくる。「もし今先生が殺されて、金庫の中身が奪われたとしたら、犯人は誰だと思う?」。金庫には5カラットのダイヤモンド、資産家の遺言状、行方不明者の謝罪文、さらに12枚の不渡り手形が収められている。怪しげな依頼人たちを次々と容疑者に見立て、推理を広げていく花織とスコティ。しかし、不思議なことに彼らの空想が現実となり、事件は本当に起こってしまう――。

    黒猫ルーイ、名探偵になる

    愛され続けるロングセラーシリーズ第1弾

    著者キャロル・ネルソン・ダグラス
    翻訳甲斐理恵子
    出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
    出版年2009/10/10
    あらすじ

    怪しげな裏通りさえも、まるで自分の庭のように闊歩する黒猫ミッドナイト・ルーイ。ラスベガスの裏社会でちょっとした有名猫の彼は、偶然足を踏み入れたブックフェア会場で、出版社社長の不審死を嗅ぎ当ててしまう。そこで同じく遺体を最初に見つけたのが、広報担当テンプル・バー。小柄ながらも行動力ある彼女(飼い主)とタッグを組み、ルーイが事件の真相に挑んでいく。

    【まとめ】猫が登場する小説で心を満たそう

    今回は癒し系の物語とミステリ小説にジャンル分けして、猫が登場するおすすめ小説を10冊ご紹介しました。

    猫が登場するだけで、物語は優しさや不思議さをまといます。

    ことみ

    あなたの気になる作品はありましたか?
    どれも猫好きにはたまらない作品ばかりなので、ぜひ読んでみてくださいね!

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