
人と会うと、なぜかいつも疲れてしまう…
生きづらいと感じることが多い…
そんなふうに感じていませんか?
もしかしたらそう感じる理由は、INFJと言う性格特性によるものかもしれません。



筆者自身も生粋のINFJなので、「普通に生きること」が苦しいと感じがちです。
そこで今回は、当事者視点でINFJの生きづらさの理由を解説します。
毎日を少しでも生きやすくするために、私自身が実践していることもご紹介。INFJとしての繊細さを抱えながら、自分らしく生きるヒントを一緒に見つけていきましょう!
INFJが “生きづらい” と感じやすい5つの理由


INFJ(提唱者型)は「理想主義で共感力が高い」と言われます。
その一方で、その繊細さゆえに社会の中で生きづらさを感じやすいタイプでもあります。
ここでは、筆者自身の体験を交えながら、INFJが抱えやすい5つの「生きづらさの原因」を紹介します。
「まさにそれ!」と感じるポイントがきっとあるはずです。



共感してもらえるとうれしいです。
理想が高くて現実に失望しがち
INFJは「こうあるべきだ」という理想像をはっきりと持っていることが多く、現実とのギャップに苦しみがちです。
ただし、INFJは他人に理想を押しつけるよりも「自分の中で燃やす」タイプ。
そのため、心の中にモヤモヤが蓄積し、自己否定や無力感につながりやすいのです。
私自身、会社員時代は不合理なルール等にいつもフラストレーションを抱えていました。自分自身に対しても高い理想を持っているので、合格点にいたらない自分を責めてしまうことも多々あります。



「すぐには実現できないことも、少しずつ近づけばいい」と自分に許可を出すことが大切だと感じます。
他人の気持ちに共感しすぎてしまう
INFJは人一倍繊細で、他人の気持ちに大きく影響されがちです。
例えば、同僚が上司にしかられている場面に遭遇したときには、しかられている方のストレスもしかっている方の怒りも同時に引き受けてしまって疲弊してしまいます。
私の場合、SNS等で愚痴やネガティブな発信を見かけるだけで胸の辺りが重く、苦しくなってしまいます。
内向的で、表面的な交流が苦手
INFJは内向的でコミュニケーションが苦手。
自分自身でも苦手意識があるために、人と(特に大人数で)会話するときは頭をフル回転させています。
- あの人は次に何を言おうとしているだろう?
- 私がこれから話そうとしていることは話題に沿っているだろうか?
- 私は不自然な笑い方をしていないだろうか?
- あの人はお手洗いから帰ってきたばかりだから、今の話題を教えてあげないと。
などなど
そのため、軽快な冗談などを言い合うような、テンポのはやいコミュニケーションには遅れがちです。
周囲の人からみれば無口な人に思われることも多々。
しかし、1体1での深い会話や興味のある話題になると自然な会話ができる場合も多いです。
私自身、雑談がとても苦手なのでもっぱら聞き役に徹します。
親しい人間の前では明るく冗談も言えるのですが、基本的には聞かれたことに答えるだけのコミュニケーションしかできないので周囲からは物静かな人だと思われていると思います。
よく考えてから出ないと行動できない
INFJは「じっくり考えてから動きたい」タイプ。
あらゆる可能性をシミュレーションし、失敗のリスクを最小限にしたいという思いが強い印象です。
しかしその慎重さが、時に自分を苦しめることもあります。
考えすぎて行動のタイミングを逃したり、ようやく動いたころには状況が変わっていたり…。
私は以前、スピード感の求められるアパレル業界にいたのですが、入念な準備もままならないまま行動を起こさなくてはならない環境にはとてもストレスを感じていました。



ただし、INFJの「慎重さ」は深く考えて丁寧に物事を進める強みでもあります。
理解されない孤独感を感じがち
INFJは「自分は他の人とは違う」と感じることが多く、自分を理解してくれる人間はいないと思い詰めてしまうことも。
人とのつながりを求めているのに、同時に深いつながりでなければ疲れてしまう──この相反する性質が、孤独感を強める原因になりがちです。
コミュニケーションが苦手なうえ、自分の内面世界にひたってしまいがちなINFJは、周囲からの疎外感を感じてしまうことも多い印象です。
私自身、人間関係は非常に限定的。
人間関係を築くたびに「どこか違う」と感じて距離を置いてしまうことがありました。
理解されないつらさに落ち込むことも多いです。



一方、同じような感性をもつ人と出会えたときには何よりも深い絆を感じられます。
繊細でストレスを溜めやすい
感受性が高いもINFJの特徴。
他人の感情や場の空気を敏感に察知します。
そのため、他人の怒りや悲しみを自分のことのように受け取ってしまい、心が疲れてしまうことも多いです。



映画やニュースなど、直接的に自分と関係のないところであっても、世界の不条理や苦しみを察知すると心がズーンと重くなってしまいます。
私はHSP(Highly Sensitive Person)の気質も兼ね備えているので(INFJにはHSPの人も多い傾向にある気がします)、人間関係だけではなく物理的な空間の変化にも敏感です。私の場合は特に音に敏感なので、常に電話がなっていたり、話し声が絶えない空間は非常にストレスでした。



ただ、その繊細さは“優しさの源”とも捉えられます。
INFJの私が生きづらさに立ち向かうためにしていること


苦悩の多いINFJですが、生まれ持った性格を無理に変える必要はありません。
大切なのは、「どうすれば今より少し楽に生きられるか」を見つけていくこと。



ここでは、INFJの私が実際に実践しているセルフケアや工夫を5つご紹介します。
メンタルをこまめに整える
INFJは他人の感情や出来事を自分ごとのように感じやすいため、気づかないうちに心が疲弊してしまいます。



私自身、会社員時代に無理を重ねて以来、メンタル不調とのお付き合いが続いています。
現在取り組んでいる主なメンタルケアは以下の3つ。
- 嫌な出来事があった日は、「コラム法」で思考を整理する
- 頭がいっぱいになったら、「マインドフルネス瞑想」でリセットする
- 寝る前には「スリーグッドシングス」で1日をポジティブな気持ちで締めくくる
こうした習慣を継続するために愛用しているのが、心理学×AIで心を整える「Awarefy(アウェアファイ)」。
感情や思考を客観的に見つめなおすことで、自分の心の傾向が見えてくるようになってきました。
いまでは、毎日のメンタルケアに欠かせない存在になっています。



「Awarefy(アウェアファイ)」のことをもっと詳しく知りたい人は、ぜひ以下のレビュー記事を読んでみてくださいね。


自分の性格を周囲の人に伝えておく
INFJは「相手を傷つけたくない」という思いが強く、我慢してしまうことが多いですよね。
でも、理解されないまま頑張ると、ますます苦しくなってしまう。
私は、職場や友人に「雑談が少し苦手なんだ」と軽く伝えるようにしています。
それだけで、無理に自分を偽らなくてもよくなり、人間関係がずいぶん楽になりました。



「全部をわかってもらおう」とはしなくても、小さく自分を開示することがINFJにとって大切な自己防衛になります。
ニュースやSNSなどとは適度な距離を置く
繊細なINFJにとって、ネガティブな情報に触れすぎるのは大きなストレスになりかねません。



私も以前はSNSを開くたびに、人の怒りや悲しみに引きずられていました。
今では、
- スマホのスクリーンタイムで使用時間を制限
- 情報収集は朝と夜の2回だけ
と決めて、心の平穏を守っています。



SNSから少し離れるだけで、自分の心の声に耳を傾けやすくなってきました。
交友関係は“狭く深く”でいい
INFJは、浅い関係よりも深いつながりのほうが快適に感じやすいです。



本音を話せる関係が1人でもできれば、孤独感は驚くほど軽くなります。「誰とでも仲良く」ができなくてもOKなんです!
「この人とは気が合いそう」と感じたら、勇気を出して1対1で話してみてください。
クリエイティブな時間を持つ
INFJは内面の世界が豊かで、表現することで心が整うタイプが多い印象。



私の場合は、ブログ等で感じたことを書くことが心のセラピーになっています。
他にも、絵を描く・音楽を作る・詩を書くなど、形にすることで心のバランスが取れます。



誰かに見せなくてもOKなので、「自分の世界を外に出すこと」がINFJにとって大切なように感じます。
【まとめ】小さな工夫で「INFJの生きづらさ」を乗り越えよう
INFJの生きづらさは、決して“弱さ”ではありません!
人の痛みに気づける、思慮深く優しい性質の裏返しです。
大切なのは、「無理をしないこと」。
小さな工夫を重ねるだけで、INFJの繊細さは“生きづらさ”から“強み”へと変わっていくはずです。
また、INFJが毎日を快適に過ごすために、メンタルを整える習慣をつくることは必須。
個人的には、セルフケアとしてぜひ「Awarefy(アウェアファイ)」をとりれてみることをおすすめします!



ぜひこちらの記事を読んでみてくださいね。




