「読書メーターとブクログではどっちがいいの?」
読書記録をスマホやPCでつけられたらいいなあと思っても、似たようなサービスが多くて困ってしまいますよね。
筆者も始めるときに迷いました!
そこで今回は、2大読書記録サービスである「読書メーター」と「ブクログ」を実際に使用して徹底比較。
それぞれ特徴があるので、自分にぴったりのサービスをぜひ利用してみてくださいね!
読書メーターの特徴
まずは、読書メーターの特徴についてです。
読書メーターとは、自分が読んだ本の数をグラフとして記録したり、他のユーザーとコミュニケーションをしたりできるサービス。
国内でも最大規模のユーザー数を誇る、大人気のサービスとなっています。
読書メーターのメリット
読書メーターを実際に利用して感じたメリットは以下の通りです。
グラフで読書量が可視化される
読書メーターの最大の特徴である、読書量のグラフ。
読んだ本を登録すると、読了本の冊数だけではなく読了ページ数までグラフ化してくれます。
自分の読書量が一目瞭然なので、「今月はこんなに読書できた!」という達成感を味わうことができます。
加えて、誰の書いた本をよく読んだのかも円形グラフとなって表示されるので、自分の読みがちな本の傾向もつかむことができますよ。
読みたい本/読んでる本/積読本/読んだ本に分けて管理できる
次に、本の管理についてです。
読書メーターでは、本をの読みたい本/読んでる本/積読本/読んだ本のカテゴリに分けて管理することができます。
こまめに本の管理をしておくことで、欲しい本の買い忘れを防いだり、またダブり買いを防いだりするのに大いに役立ちますよ。
他のユーザーと積極的にコミュニケーションできる
同じ本を読んだ人の感想を読むと、「そんな見方があったのか!」など新しい発見があっておもしろいですよね。
読書メーターでは、「共読」のページをみることで簡単に読んだ本の他の感想を見ることができます。
いいなと思った感想には、「ナイス」をしたりコメントを返したりすることもできますよ。
読書仲間がほしい人にもぴったりです。
欲しい本をすぐ購入できる
読書メーターはAmazonなどのオンラインストアと連携している点も大きな魅力。
他の人の感想などをみて、気になった本があればすぐに購入することができます。
バーコード読み取りで本の登録ができる
スマホからであれば、本の裏に記載されているバーコードを読み取ることで本を登録することができます。
「相性」機能で、自分好みの本と出会いやすくなる
読んだ本の登録が増えていくと使える「相性」機能。
この機能では、自分と読んだ本がかぶっている率の高い他のユーザーを発見できます。
自分と好みが似ている読書家さんの本棚を見れば、次に読みたい本も見つかりやすいです。
読書メーターのデメリット
続いては、読書メーターのデメリットについてです。
感想の記録に255文字という文字制限がある
せっかく素敵な本と出会って、感想を共有したいと思っても255文字しか書けません。
これは、とってもやりづらさを感じました。
簡単なあらすじと、1〜2言の感想をつけてしまえばそれで終わってしまいます。
内容を要約する練習にはなるかと思いますが、それでも物足りなさを感じざるを得ません…。
アフィリエイト機能がない
自分がおすすめした本を他の人が購入したとしても報酬はありません。
ただし、読書記録としてのみ利用したい人にとっては大きな問題ではないと思います。
読書メーターはどんな人におすすめ?
読書メーターをおすすめしたいのは、次の場合に当てはまる人といえます。
- 他の人の感想を読みたい人
- 自分の読書量をグラフ化したい人
- 他ユーザーとの交流をたくさんしたい人
一方で、次のような人は読書メーターには向かない可能性があります。
- 1冊の感想をしっかりとした分量でまとめたい人
- 本のアフィリエイトに挑戦したい人
ブクログの特徴
ブクログも読書メーターと同様に、本の記録や管理、レビューができるアプリです。
ただし、読書メーターとは違うブクログならではの特徴も。
それでは、ブクログのメリット・デメリットをご紹介します。
ブクログのメリット
まずはメリットについてです。
読んだ本などを一覧でみられる
ブクログの最大の特徴は、おしゃれでみやすい本棚機能にあるといえます。
実際に本棚に並べているかのように、一覧で表紙が並べられるので読書量がパッとみてよくわかります。
(筆者は装丁フェチでもあるので、表紙が並んでいるのは、眺めているだけでも楽しいです笑)
本棚のデザインも自分好みに変更することができますよ。
さらに、本棚は非公開にもできるので見られたくない人は設定しておきましょう。
読みたい/いま読んでいる/積読/読み終わったの4カテゴリに分類
読書メーターにも同様の機能がありますが、ブクログでも読みたい/いま読んでいる/積読/読み終わったの4カテゴリに分けて本を管理することができます。
また、本棚は以下の要素によって絞り込みができるので、本の検索も簡単です。
- ジャンル(本・電子書籍・漫画…など)
- 読書状況(読みたい/いま読んでいる/積読/読み終わった…など)
- 評価(星1~5…など)
- レビューの有無
- 読了日順などの並び替え
今話題の本などのトレンド情報を知ることができる
ブクログでは、最新刊の情報やジャンルごとのランキングも見ることができます。
ブクログユーザーが作成したブックリストをみたり、ブクログ通信でコラムを読んだりすることも可能です。
筆者は次に何を読もうかな〜と思ったら、ブクログ通信を利用しています。
気になった本はすぐに購入できる
こちらも読書メーターと共通する特徴ですが、Amazonやブックオフオンラインなどのサービスと連携しているので欲しい本があればすぐ購入することができます。
バーコード読み取りで本の登録ができる
こちらも読書メーターと同様の機能。
タイトル等を入力する手間もなく、スキャンで簡単に本を登録できます。
レビューは文字数制限なし&非公開にもできる
読書メーターの場合、レビューには255文字という上限がありますがブクログは無制限。文字数制限を気にすることなく、自由にレビューすることができます。
さらに、レビューは非公開を選択することもできるので、メモ感覚で記録したい人にもぴったりです。
オリジナルのタグをつけて管理できる
ブクログにはカテゴリのほかに「タグ」という機能があります。
例えば、「自己ベスト本」や「再読したい本」などのタグを設定しておけば、検索する時にも便利です。
「談話室」でユーザー同士の交流もできる
ブクログには、掲示板のような機能をもつ「談話室」があります。
「おすすめを教えて」「作品について語ろう」などのあらかじめ設定されたトピックもありますよ。
Amazonアフィリエイトが利用できる
AmazonアソシエイトのIDを持っている場合、ブクログに登録しておけば、自分のレビュー経由で商品が購入された場合に報酬を得ることができます。
ブクログのデメリット
続いては、ブクログのデメリットについてです。
比較的ユーザー同士の交流が少ない
読書メーターではコミュニティや、イベントへの参加なども行われていますがブクログでは行われていません。
そのため、読書会などに興味のある人は物足りなく感じてしまうかもしれません。
ブクログはどんな人におすすめ?
以上のことから、ブクログは次のような場合に当てはまる人におすすめといえます。
- おしゃれな読書記録アプリを探している人
- 本を細かく分類して管理したい人
- トレンド情報をキャッチしたい人
- Amazonアソシエイトを利用したい人
一方で、以下のような人にはあまり適さないかもしれません。
- ユーザー同士の交流を積極的にしたい人
- 読了本や読了ページを細かくグラフ化したい人
【まとめ】読書メーターとブクログ、あなたにぴったりなのはどっち?
読書メーターとブクログをおすすめする人/しない人は、次のようにいえます。
読書メーター | ブクログ | |
おすすめする人 | 他の人の感想を読みたい人 自分の読書量をグラフ化したい人 他ユーザーとの交流をたくさんしたい人 | おしゃれな読書記録アプリを探している人 本を細かく分類して管理したい人 トレンド情報をキャッチしたい人 Amazonアソシエイトを利用したい人 |
おすすめしない人 | 1冊の感想をしっかりとした分量でまとめたい人 本のアフィリエイトに挑戦したい人 | ユーザー同士の交流を積極的にしたい人 読了本や読了ページを細かくグラフ化したい人 |
自分にあった読書記録アプリで、素敵な読書ライフを楽しんでくださいね。